間違った洗顔をしていませんか?
美しい肌を手に入れるには、スキンケアの一番基礎である洗顔が大切です。
間違いがちな洗顔
一日に何度も洗顔をする
オイリー肌(脂性肌)やニキビ肌の人に多いのですが、皮脂が気になって一日に何度も洗顔をする人がいます。
適度の皮脂は、膜を張り乾燥から肌を守るバリアの働きがあります。
皮脂が気になるからと何度も洗顔をすると、皮脂を失った肌は乾燥から守ろうとさらに皮脂を出そうとします、するとさらにオイリー肌(脂性肌)を増長する結果になるため、過剰な洗顔は肌にとってマイナスになります。
基本は朝と晩1回ずつの計2回の洗顔で十分です。
時間をかけすぎて洗顔をする
汚れが気になるからと、何分もかけて洗顔していませんか?
長時間かけて洗顔をしすぎると肌に摩擦・刺激を与えることになります。
肌にとって最もよくないことは摩擦・刺激です。
その結果、乾燥肌や敏感肌を招いてしまう原因を作ってしまいます。
洗顔は通常1分~1分半で十分です。
ゴシゴシ洗う
汚れが落ちる気がしてと、ゴシゴシ洗う方がいますがこれは間違いです。
摩擦や刺激は、肌にとってもっとも良くないことです。
角質を傷つけてしまい、乾燥肌や敏感肌を招いてしまう原因を作ってしまいます。
お湯で洗う
お風呂に入りながら洗顔をしている場合に多いのですが、熱めのお湯で洗顔するのは、ダメです。
湯船につかっているとどうしても体温が上がってしまい、その流れで知らない間に熱めのお湯で洗顔してしまうことがあります。
熱めのお湯は、皮脂を落としすぎてしまったり、乾燥肌の原因を作ってしまいます。
肌に合わない洗顔料を使う
ある人から良いと勧められた洗顔料が本人にとって良いとは限りません。
洗顔料は、合う合わないの個人差があります、実際には使ってみないとわかりません。
人から勧められた洗顔料でもヒリヒリしたり肌に違和感を感じた場合、使用するのを中止してください。
違和感は肌が危険信号を出しているしるしです。
美肌になる洗顔法
まず手を洗う
まず最初に手をきれいに洗ってください、手には雑菌が繁殖しているので洗顔の前に手を洗ってきれいにしておく必要があります。
素洗いする
次にぬるま湯などで軽く顔を素洗いしてください。
顔を湿らすことで、汚れを落ちやすくし、洗顔料を使った時の摩擦を減らすことができます。
洗顔料を良く泡立てる
洗顔料は泡立てネットなどを使って、十分泡立ててください。
細かく弾力のある泡を作ってください。
肌をいたわりながら優しく洗顔する
泡立てた洗顔料を手のひらにたっぷりのせ、皮脂の多い「Tゾーン」から頬、目や口のデリケートゾーンの順に優しく洗っていきます。
手のひらと顔をこすりつけるように洗わないでください、手のひらにのせた泡のみを肌の上で転がすように優しく洗ってください。
しっかり洗顔料を洗い流す
優しく洗った後は、ぬるま湯などで洗顔料をしっかり洗い流します。
髪の生え際などは洗顔料が残りやすいので、残らないようにしっかり洗い流してください。
清潔なタオルで優しく拭く
洗い終わったら清潔なタオルで、こすらないように優しく水分をふき取ります。
タオルを何日も使いまわすと、雑菌が繁殖します、清潔な新しいタオルを使用してください。